加工メーカー
株式会社K社様の課題
半導体製造装置に使用されるボルトに対して電気Niめっきを処理行い、使用していたのだが、カジってしまいロックしてしまった。 カジリ防止と締め付け、取り外しのし易い表面処理を探している。
課題解決
カジリの原因としてはボルトの相手側の硬度差なども考えられますが、めっき後の寸法精度も考えられます。 電気Niめっきをご使用との事でしたが、電気Niめっきの場合は凸になっている部位に電気が集中する為、ボルトの山部分にめっきが多く付く傾向にあります。その点、無電解ニッケルめっきは寸法精度に優れておりますので改善の可能性があると考えました。 ・詳しくは無電解ニッケルめっきとは? また、お客様とご相談させていただいた所、無電解ニッケルめっきの中でも自己潤滑性があり、なおかつ硬度もある程度必要とのご要望でしたので、皮膜にテフロンが分散されているカニフロンAをご提案させていただきました。ご使用いただいた所、ボルトの脱着もスムーズとなり、カジリは改善されたとの事でした。 ・主な無電解ニッケルめっきラインナップ【カニフロンA】
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