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アルミ材摺動部品焼き付き防止

アルミ材摺動部品焼き付き防止


加工メーカー

株式会社I社様の課題

アルミ材の摺動部品で面圧が高く、摺動回数も多い。素材のままで使用するとカジリ付いてしまう問題を表面処理で解決したい。寸法精度も求められている為、、対策として無電解ニッケルめっき10μmを行ったが、めっき皮膜にカジリが発生してNG判定となってしまった。焼き付き防止対策に適した無電解めっき皮膜を捜している。

課題解決

無電解ニッケルめっきでもカジリが発生してしまったとの事でしたので、焼き付き防止対策に多々実績があるカニボロンを提案させて頂きました。カニボロンは、熱処理200℃でも硬度が上がる無電解ニッケルめっきであり、200℃熱処理でHv750以上を見込めますので、300℃がかけられないアルミ材に対しても硬い皮膜を得る事ができます。その為、仕様としてはカニボロン後の200℃熱処理を提案致しました。

 

・詳しくは加工ラインナップ【カニボロン】

 

お客様での評価結果としては、摺動試験でも皮膜は消失せずに残っており、採用となりました。結果として、アルミ材の摺動部品の焼き付き防止対策に繋がりました。

 

・詳しくは無電解ニッケルめっき耐摩耗性

課題解決事例

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